マイペースなのは父ゆずり
よくマイペースだと言われます。マイペースというか、何かに没頭すると他人そっちのけにするというか。これ、父親ゆずりだなぁと思っています。
子供のころ山に連れていってもらったりしたのですが、父は子供の私を楽しませようとするより、自分で何か面白そうなもの(虫とか花とか)をみつけ、気が済むまで観察しだすのです。もちろん悪気はないんです。つい夢中になるんですね。
そんな時自分がどう感じていたかは記憶があやふやですが、ほっておかれてつまらなかったので、自分も何か面白いものはないか探していたような気がします。
大人になってから思ったのですが、これは「何かの面白さ(価値)を他人に伝えるには、まず自分がとことん楽しむこと」というメッセージだったのではないかと。その後父と外で呑んだときに聞いてみたら、「そのとおりなんだよ」みたいなこと言ってました。(二人とも酔っていたので記憶があいまいですが。)
そんな経緯もあってか、他人を楽しませるようなことはとても苦手です。なんでしょう。他人に対する想像力に欠けるんですかね。相談にのってあげるようなことは得意なつもりなんですが。
子供は自然
子供は自然。たしか養老孟司さんの言葉だったと思います。現代の日本社会は極めて都市化(合理化)されているけど、子供というのはいつの時代も自然(野生?)な状態で産まれてくる。そんな自然な存在を、大人は合理的なものに当てはめようとしすぎるからうまくいかないのだと。
あと2ヶ月ほどで父親となる予定なんですが、わりとのんびりというか、そんな自然な存在と戯れさせてもらおうと思っています。
もちろん子育てってそんな生易しいものではないかもしれませんし、お金のこととか考えなきゃいけないこともあるとは思います。でもそういった大人の視点ではなく、子供に身をゆだねる気持ちも持っていたらいいんじゃないかと。
まぁ、どうなるかは産まれてからのお楽しみですね。
我が家の山椒にアゲハの幼虫
昨日ふと自宅の庭に目をやると、20cmほどの山椒にアゲハの幼虫が4匹つかまっていました。
おそらく成虫になるまでに葉を食べ尽くしてしまうだろうと思い、別の大きな山椒に移動。無事に蝶まで育ちますように。
関わった本が出版されました。
前職で執筆に携わった本が昨日出版されたようです。
書いているときは「なんだかうまく書けないなぁ」と思っていましたが、やはり手にとると嬉しいものですね。
前の会社と、出版まで力を尽くしてくれた同僚のみなさんに感謝です。