親になっての1年をふりかえってみる

昨日で娘が1歳になりました。ということは自分も親になって1年が経ったわけです。そこで、この1年で変わったこと、変わらなかったことなどをふりかえってみたいと思います。

生活リズム

まず何より変わったのは生活リズムでしょう。以前は会社に向かう直前まで寝ていた私が、毎日6時くらいには起き(娘に起こされ)るようになりました。起きてからは、先に仕事に出る妻・娘と3人で朝食。それから娘を保育園に送り、自分も仕事へというリズムです。

毎朝車の運転があるので、夜は早めに寝るようにこころがけています。食事の片付けなど、ついつい面倒になってダラダラ過ごしてしまいがちですが、これは今後の課題です。

お金、自由時間

やはり自分が自由に使えるお金や時間は減りました。仕事柄(ソフトウェア開発者)自分で本を買ったり勉強したりといったことが不可欠なので、制限されることはちょっとしたストレスになることもしばしば。

ですが「限られている」という認識が強まると、おのずと無駄を省いたり、やることを厳選しようとする意識が高まるもの。ひょっとしたら密度は以前と変わらないか、むしろ高いかもしれません。大事なのはやりたいこと(やらないこと)、なりたい姿を決めて、できることをマイペースに続けることだと思っています。

人づきあい

妻や両親との関わりが密になったのはもちろんですが、妻のママ友や今までは名前もうろ覚えだったご近所さんとの交流も生まれてきました。子育てはとても夫婦2人だけで完結することではないので、周りの人とのおつきあいが増えますね。逆にいえば、少子化は地域社会のコミュニケーション不足を加速させているとも言えるでしょう。

また、学生時代に部活で一緒だった仲間とも、趣味ではなく子供を基点に集まるようになりました。ちょっとした育児の話を共有するだけでも、とてもいい時間になっています。ありがたいことです。

これから

1年経って思い返してみると「もう歩くし、なんとなく意思の疎通がとれるし、だいぶ楽になったなぁ」なんて妙な「ひと区切りついた感」があります。(妻には「保育園から帰って夜寝かせるまでは、まだまだ戦いだよ」なんて言われてしまいましたが。)

子供が産まれる前から思っていたことですが、「子供をしつける」ような態度ではなく「一人の人間として扱い、対話する」ことが大事かなぁ、なんて思っています。これからも今までとは違った大変さはあると思いますが、そんな子供との対話を楽しんでいきたいです。

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