マイペースなのは父ゆずり
よくマイペースだと言われます。マイペースというか、何かに没頭すると他人そっちのけにするというか。これ、父親ゆずりだなぁと思っています。
子供のころ山に連れていってもらったりしたのですが、父は子供の私を楽しませようとするより、自分で何か面白そうなもの(虫とか花とか)をみつけ、気が済むまで観察しだすのです。もちろん悪気はないんです。つい夢中になるんですね。
そんな時自分がどう感じていたかは記憶があやふやですが、ほっておかれてつまらなかったので、自分も何か面白いものはないか探していたような気がします。
大人になってから思ったのですが、これは「何かの面白さ(価値)を他人に伝えるには、まず自分がとことん楽しむこと」というメッセージだったのではないかと。その後父と外で呑んだときに聞いてみたら、「そのとおりなんだよ」みたいなこと言ってました。(二人とも酔っていたので記憶があいまいですが。)
そんな経緯もあってか、他人を楽しませるようなことはとても苦手です。なんでしょう。他人に対する想像力に欠けるんですかね。相談にのってあげるようなことは得意なつもりなんですが。
blog comments powered by Disqus